020シンガポールでは、ただいま『ゴーストマンス』の真っ最中。
街角で何かを祀ったり燃やしたりしている様子をよく目にします。

先日は、ニュートンサーカス横の特設会場で
大きな火の手が上がっていたのでちょっとビックリしました。
が、それもそのイベントの一つとわかって安心しました。
まるでキャンプファイヤーのようでした。

さて、このゴーストマンス。文字通り「霊の月」。
旧暦で7の月。7月のことです。ご先祖様(?)霊(?)の魂が
この地上に帰ってくると言うのです。日本のお盆ですね。
日本のお盆とは、少し考え方が違っていまして、
こちらの霊には、『豪華な食事』をお供え物にしたり
(この辺は日本と同じですよね)、お金(!)を供えたりするのです。
しかも札束です。(これはホンモノのお札ではなくそれ用に印刷した紙)。
そういったものを、供えないと悪さをすると言うのです。

そして、この月には動かない方がいいそうなのです。
つまりシンガポール人(中国系)は結婚式をこの月にはしません。
ですから、ある意味、日本人のカップルにとっては
人気会場の予約もとりやすく月とも言えるのです。

(写真:街角で、このようにゴーストにお供えものがされている)

瑠美子ウエディングのページへ
ban_rosebl