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どの結婚式も一つ一つが個性的で
お二人ならではの雰囲気が表れる素晴らしい挙式が多いなか、
またひとつ、素敵な結婚式がありました。

シンガポール人の同僚がたくさん参列された挙式です。
結婚式は、新婦が父と入場するとこから始まりました。
誓いの言葉で、新郎が「I DO」と答えたその時、
会場から大きな拍手とともに「ヒュ〜」という歓声が湧き起こりました。
新郎も新婦も嬉しそうに、ニッコリ!
私も思わず笑みがこぼれました。
その後も、お二人のキスシーンでも同じような歓声が・・・!

そして、私がとても驚いたのは、
シンガポール人の礼儀正しさと祝福の気持ちの表し方です。
挙式の立会人のサインのあとに、
みんな自然と新郎新婦のご両親席に行き、
おめでとうの握手をして自分の席に戻るのです。

これは、私にとっては大変嬉しい驚きで、
このように祝福を素直に表現するシンガポール人も素晴らしいな、
と感心しました。
おかげで、とても明るく温かい結婚式となりました。

同じような進行をしても、私には、一つ一つの結婚式が、
ひとつしかない個性的な雰囲気に感じるのです。
それは、お二人の人柄であり、
また、その人柄により、参列の皆さんとの関係が、
自然に全体の雰囲気を素敵に演出するのです。

その独特な感じをなんと表現したらよいでしょう。

私は、いつも『列席したお客様が新郎新婦を
自然とお祝いする気持ちの溢れた結婚式』を作りたい
と思っています。
これからも、素敵なひとつだけの結婚式が
たくさん生まれますように・・・。 
乾杯!

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