本日のカップルは、
なんともこの2011年、
一年のトリを飾るにふさわしい
素晴らしいウェディングとなりました。

実は、ウエディングカップルは60歳のお二人です。
お申込みをされたのは、30歳になられる息子さんです。

さかのぼること、今年の夏。
息子さんよりお問い合わせをいただき
“今年、定年退職の父親のお祝いに
シンガポール旅行を計画しているのだけれど
両親が結婚式を挙げていないので
結婚衣裳を着てもらい家族で写真を撮りたい”
というご相談でした。

息子さん達と叔母様の企画で
ご両親へのサプライズプレゼントだということなのです!

そういうことでしたら、お任せいただきたい!
ということで、
息子さんと何度かメールのやり取りをさせていただき、
今日を迎えました。

お父様へはやむなく事前に伝えられたそうですが、
お母様は、スタジオに到着してから
初めてウエディング・フォトを撮影すると知り、
ただただ驚かれて「信じられない・・・・!!!」と
嬉しそうに何度もおっしゃっていました。

「てっきり街を散策するものだとばかり思っていたのに
息子達もジャケットを着てるし、主人も長ズボンを履いて
おかしいなぁ、なんでだろう?って思っていたのよ〜。
信じられない・・・信じられない・・・・」

その後、お父様から、さらにサプライズで
記念のペアの指輪が贈られ、
お母様は涙をぬぐっておられました。
私も胸が熱くなりました。

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その場で衣裳合わせをして、ヘアメイクを施し
スタジオでの撮影となりました。
本当は、屋外でのロケーションフォトも予定していましたが
ご両親様が恥ずかしいので外では撮りたくないということで
私服に着替えてマーライオンの周辺で数枚撮りました。
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口数少なで照れ屋のお父様と息子さん達に明るいお母様。
息子さん達も派手に「おめでとう!」と言われることもなく・・
けれども、とても穏やかで温かなファミリーを目の当たりにして
私も心が温かくなりました。

素晴らしい1年の結びとさせていただき
このようなお客様に巡り合えたことに感謝しています。

今日のお客様だけでなく、私がこれまでに接してきた
新郎新婦様とご家族様、ご列席のお客様、
本当に心の温かい方ばかりのような気がします。
素晴らしい巡り合いのあるお仕事をさせていただけることに
感謝をしながら、今年の仕事納めとさせていただきます。

本年も大変お世話になりありがとうございました。
また、来年も年明け早々、素敵なカップルの結婚式です。
皆様にもたくさんの幸せが舞い降りますように・・・
新しい年もどうぞよろしくお願いいたします。

瑠美子ウエディング シンガポール
本山瑠美子
Rumiko Motoyama

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